他社でなかなか売れないときに見直したいポイントについて③ | 売却のトラブル例

今回は「他社でなかなか売れないときに見直したいポイントについて③」について解説いたします。

前回までの記事はこちらを御参照ください。

https://kawasaki-baikyaku.jp/trouble/20231118-1594/

もう全て記載をしたと思っておりましたが、ちょうど本日記載すべき出来事がありました。

それは「⑥レインズ販売図面未登録」と「⑦SUUMO未登録」です。

ご売却をお任せいただく以上は当たり前のことなので、記載しておりませんでした。

⑥「レインズ販売図面未登録」

レインズというのは不動産会社のみが閲覧できるサイトです。

こちらの販売図面といった資料を添付することができます。

この販売図面が無いと

いざ買主様からご希望条件を聞いても、素早く資料を渡せずに、ご案内の候補から外れてしまうのです。

これは非常に大きな機会損失です。

なぜ、そのようなことをするかと申しますと、なるべく自社で買主様をみつけて、買主様からも仲介手数料をいただく両手成約にしたいからです。

このような状態を防ぐためには、専任・専属媒介契約の場合はレインズの登録状況を確認することが可能です。

これは仲介会社に指示をしないと、確認するためのログインID等を教えてくれないため、一度確認されることをお勧めいたします。

⑦「SUUMO未登録」

これもなかなか無いケースですが、SUUMO代を浮かすために行っている業者がいました。

レインズに登録しておき、他社から声がかかるのを待つだけです。

何のために売主様がその会社に依頼をしたか、全く意味のない行為です。

本日あったケースでは、SUUMO未登録にて加えて相場よりも500万円ほど高い査定額をお伝えして売主様から販売依頼を受けていたため、

さらに販売が長期化してしまうという合わせ技でした。

このケースはSUUMOをチェックしていただければ防ぐことが可能です。

今回の内容は以上です。

ご不明な点がございましたらお気軽にお申し付けください。