今回は相続の事前準備②として、生前整理と遺品整理について解説いたします。
不動産を相続したご家族で、最も困惑をすることの一つが遺品の整理や処分です。
ご年齢を重ねるにつれて荷物は増えていきがちですし、捨てられない精神も強くなる傾向にあります。
元気なうちに整理をしておくことで、空間を広く使うことができますし、残されたご遺族の負担を減らすことができます。
遺品を整理していく中で、最も気を付けたい点として「不動産売買契約書
がどこにあるかを明確にしておく」があります。
不動産売買契約書は前述(https://kawasaki-baikyaku.jp/blog/20231027-1396/)しました通り、譲渡所得税という税金を安くする資料になります。
この資料がないと、売買価格の約20%が税金として取られてしまいますので数百万円の損失が出てしまいます。
また、「権利証(登記識別情報通知書)がどこにあるか明確にしておく」ことも大切です。
こちらは万が一紛失していても、司法書士が本人確認をすることができますので5~10万円の損失で済みます。
実際に相続が発生した後は残されたご家族にバトンタッチして遺品整理を行いますが、
残された家具や家電を業者にて処分をしようとすると、全く整理していないご家庭では概ね60~80万円ほどかかります。
できる限り粗大ごみ等でご自身で処分をしておくとその費用も数十万円浮かすことができますので、お時間や気力、体力がある方はなるべくご自身で処分できるとお得です。
今回のポイントを押さえておくと譲渡所得税数百万円、処分費用の削減数十万円とかなりお得になります。
ご不明な点がございましたらお気軽にお申し付けください。
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