空き家の3000万円控除　改善されました | 川崎市の不動産売却なら川崎市•町田市•稲城市の不動産売却相談センター | ブログ

今回は空き家の3000万円控除の要件が改善されました件について記載します。

空き家の3000万円控除というのは、相続物件を売却したさいにかかる譲渡所得税という税金を安くするための制度で、

古家の当時の契約書を保管されていない方に対して、ざっくり売却価格（最大3000万円）×20％（長期譲渡税率の場合）の約600万円を節約してくれる制度です。

これを適用するための要件はなかなか厳しく

①古家が旧耐震基準であったこと

②亡くなった方が一人でお住まいだったこと

③お引渡しまでに解体をしていること

他にもありますが

今回変更されたのはこの③でお引渡しまでに解体をしなくてもよくなりました。

今までは他の要件を満たしても引渡しまでに解体をせずに使えなくなってしまったトラブルもありましたが、今後はそのようなケースでも適用が可能です。

古家を残しておいた方が、固定資産税が安くなる、中古戸建としても使う人を探せる、などのメリットがあったため改善となりました。

今回の内容は以上です。

ご不明な点がございましたらお気軽にお問い合わせください。