2024.08.02
今回は「底地と相続税について」解説いたします。
底地というのは土地を貸して、建物を他の方が建て住んでいる状態です。
建物に住んでいる方から地代の支払いを受け取ることができます。
底地を所有している方はなかなか少ないかとは思いますが、相続税の対策の一つの手段として、底地のご購入を検討されている方がおりましたので、それについてのご説明させていただきます。
結論を申しますと、底地は相続税対策には不向きです。
理由としては
①地代が安く収益性が低い
その割に
②相続税が高い
為です。
不動産の価値は、建物はどんどん月日と共に価値が下がりますが、土地は劣化しませんので、土地の価値は残りやすい、と言われています。
ですが、以外に相続税の評価額が高いため、税金対策には向いていないのです。
既に底地をお持ちの方は、建物に住んでいる方に底地の権利(底地権)を売却したり、逆に住んでいる方の権利(借地権)を購入して、収益性の高い建物を建てるなど資産の組み換えをすることで、相続税の対策となります。
底地の権利だけのご売却も可能です。
今回の内容は以上です。
ご不明な点がございましたらお気軽にお申し付けください。
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