2024.08.02
今回は「古家売却時に先に解体をしない方がいいです」について解説
結論、、古家を残したままの方がいいです。
理由は3つあります。
①固定資産税が高くなる
古家が残っているだけで、固定資産税の評価額は1/6になり、固定資産税は3~4分の1になっています。
相続をしたらすぐに解体し、更地になってから数年後に売りに出す方がまれにいらっしゃいますが、それでは税金面で大きな損失につながります。
②更地にすると、雑草の種が隣地に飛んで行って損害賠償請求されるケースも
③古家を使いたい買主様もいるかもしれない
古家をリフォームして住む方や、賃貸に出す可能性もあります。
そのような買主様への機会損失になりますので、やはり古家は壊さないほうが望ましいです。
ただ、相続で空き家の3000万円控除という制度を使う場合には
お引き渡しまでに更地にしないと制度が使えませんので、必ず更地にする必要があります。
空き家の3000万円控除という制度は、いくらで当時取得したかわかる書類が残ってない場合、長期税率20.315%をかけた約600万円ほどの譲渡所得税を0円にできる制度ですが、その利用ができるできないで大きく手残り金額が変わります。
空き家の3000万円控除の適用は条件もハードルが高いため、税務署のHPなどで確認をお勧めいたします。
今回の内容は以上です。
ご不明な点がございましたらお気軽にお申し付けください。
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