今回は「値下げ交渉を断れるケース」について解説いたします。
不動産を販売していると、買主様からお申込みと同時に値下げ交渉をうけるケースがあります。その値下げをできる限り少なくするための断る理由について記載します。
①住宅ローンの残債がある
購入価格が住宅ローンの残債を下回る場合、売主様は差額を現金にて補填することで売買契約をすることが可能になります。ただ、仲介手数料やお引越し費用など諸経費などを考慮して現金が足りない場合は契約ができず、値下げ交渉を断る理由になります。
②二番手のお申込みが値下げ交渉無で入った
人気の不動産だけではなく、タイミングが重なってお申込みが二番手、三番手とつく場合があります。その場合は一番手のお申込みで価格交渉を依頼されていても、二番手の価格交渉が無ければ、一番手も価格交渉を控えて満額で購入しないといけなくなります。
二番手が満額だと嘘をついて一番手の方の価格交渉を断る営業マンもおりますが、一番手の方がキャンセルになってしまうと目も当てられない結果になりますので、あくまで嘘はつかない(二番手の方が満額で買いたがっている)ほうがよいです。
③販売している価格を下げて間もない
価格変更をしたばかりで、更にそこから値下げ交渉が入るとお断りしたくなるのは当然ですので、買主様も諦めてくれるケースが多いです。
どのパターンでも嘘をついて値下げ交渉を断り、買主様が一度諦めてしまうと、熱が冷めてしまい、後から値下げ交渉をOKしてもキャンセルになることもありますので、嘘はつかないことが大切です。
今回の内容は以上です。
ご不明な点がございましたらお気軽にお申し付けください。
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