購入希望のお客様がいます！は9割がた嘘です。｜川崎市の不動産売却はすまいコンシェルジュ株式会社へ | 川崎市の不動産売却なら川崎市•町田市•稲城市の不動産売却相談センター | ブログ

今回は「購入希望のお客様がいます！は大体嘘」について解説いたします。

よくチラシなどで、このマンション（エリア）でお探しのお客様がいます！というものがありますが

そのような文言のほとんどが嘘だと思ったほうがいいです。

私が前に在籍していた不動産会社でもそのような嘘チラシを作成し、成功したら成功事例として周りの営業マンに広めていました。体感として95％は嘘です。

また、別のフランチャイズの会社の成功事例としても広められていました。

「お探しのお客様」が過去のお客様であったり、購入条件の範囲を広げて嘘だという証拠がみつからないようにするなど、お探しのお客様は実は買取業者で予算が非常に安いなど、摘発されないように様々な手法があります。

お客様がそのチラシを見て、その不動産会社に連絡をして「本当に探している人がいるの？」と聞くと

営業マンは「はい。おります。ご紹介をさせていただきたいので、まず媒介契約書を交わしてください。媒介契約書が無いとご紹介ができない決まりです。」といいます。

これで媒介契約書を交わしてしまうと、嘘つき営業マンの思う壺です。

媒介契約書をかわしたらすぐにSUUMOやレインズに物件を登録して、本当にお客様からの反響が入るまで「買主様のスケジュールがつかないので、つき次第ご連絡します」と時間を稼ぐのです。

SUUMO等からすぐに反響が来なかったら、「事前にローン審査をしましたが否認されてしまいました。」と謝罪し、「ただ他のお客様ももう少しでお連れできそうです」ととにかく引っ張り、最悪媒介契約を打ち切られても損はないため、他の売主様を探します。

中には営業マンの友人や家族、アルバイトなどをお客様としてお連れし内見のふりをしてもらい、媒介契約をもらうパターンもあります。

ひどい話です。

ただ、お客様がいます！チラシにも本当にお客様が探している場合もたまにあります。

そのような場合は、「近所に知られたくないのでネット等の広告を出さないでほしい。そのお客様が来た時だけ一般媒介契約を交わします。そのお客様のご案内で決まらなかったら媒介契約は破棄してほしい」という条件をつければ、嘘か本当かわかります。

今回の内容は以上です。

ご不明な点がございましたらお気軽にお申し付けください。