大手の方が高く売却できるか｜稲城市の不動産売却はすまいコンシェルジュ株式会社へ | 川崎市の不動産売却なら川崎市•町田市•稲城市の不動産売却相談センター | ブログ

今回は「大手の方が高く売却できるか」について解説いたします。

予想がつくかもしれませんが、私の結論は「変わらない」です。

（＊以下あくまで私個人の感想です。）

私も元々大手不動産会社に勤めてご売却のお客様の担当をしておりました。

私に限らず、会社全体の統計として売りに出した不動産が契約になる要因の内訳としては、100人反響があったとすると

①自社で買主を見つける・・・1/3　34人

②他社が買主を見つけてくれる・・・1/3　33人

③業者買取・・・1/3　33人

が平均的でした。

①自社で買主を見つける・・・1/3　34人について

①自社で買主を見つけた中で約95%(32人)がネット反響（SUUMO70％（23人）アットホーム20%（6人）・自社HP10％(3人)）です。

残りの5％（2人）はもともとお探しで顧客情報を登録されている買主様にご紹介をして契約になるケースです。これも以外と少ないのではないでしょうか。買主様の顧客情報を登録していても、条件に当てはまることは少ないのです。

自社HP10％(3人)もそのほとんどがSUUMOに掲載される前に先行して公開した情報のお問い合わせのお客様のため、この自社HPは無くても結果に大差はありませんでした。

つまり①はSUUMO等のポータルサイトの買主様に対しての営業力があれば大手と同じ結果が出せます。

一般媒介契約で同じ物件がいくつか並んでいれば大手が選べれやすいかもしれませんが、専任・専属媒介契約で物件が一つしか出ていなければ、反響数はほぼかわりません。

（むしろ大手は売主様への営業が強く、中小企業は買主様への営業が強いとよく言われています）

②他社が買主を見つけてくれる・・・1/3　33人について

中小企業だからといって、せっかくみつけた買主様を他社が紹介しなくなることはあり得ません

③業者買取・・・1/3　33人　について

③の買取業者は大手と同じ買取業者様にご紹介ができ、金額も差はありません。

つまり、結論の繰り返しですが大手と中小企業はどちらを選んでも売却価格に差はほとんど出ないのです。

＊中小企業でもあまり売却経験のない会社や、売却のサポートが充実していない会社などは例外です。

今回の内容は以上です。

ご不明な点がございましたらお気軽にお申し付けください。