空き家の3000万円控除 改悪か

空き家の3000万円控除という制度をご存知でしょうか。


相続したのちに空き家の戸建を売却して出た利益に対して税金(譲渡所得税)がかかるのですが、一定要件を満たすと3000万円までの納税額は0円にできるという制度です。


今回はその空き家の3000万円控除という制度の改悪が検討されておりますので、その内容について触れていきます。


具体的に関係があるのは「相続して財産を取得する方の人数が3名以上の場合」になります。





今までの法律でしたら3名それぞれが3000万円までの利益を非課税にできましたが、


来年度からは1人あたり2000万円までに控除額が減らされてしまいます。




仮に9000万円の売却益が出た際に、今までは3名とも納税額が0円だったものが、


この改悪によって一人当たり3000万円-2000万円=1000万円の利益が出たとみなされ、長期譲渡税率約20%をかけた200万円を納税しなくてはいけなくなるのです。


これからも税制の改悪が続く可能性は高く、不安を感じてしまうニュースでした。

(浅田)

















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