不動産を高く売るテクニック① | 川崎市の不動産売却なら川崎市•町田市•稲城市の不動産売却相談センター | ブログ

一生に一度あるかないかの不動産売却、できることなら少しでも高くご売却をしたいものです。

高くご売却をするにはいくつかポイントがありますが、今回は通常よりも500万円ほど高くご売却ができた事例を記載します。

それは

「成約事例（いくらで成約したかの事例）が少ないエリアは高く出す」です。

不動産の査定は取引事例比較法といって、「周辺でいくらで成約したからお客様の不動産はいくらで成約しそうです」といった、過去のお取引を基に金額を出します。

そのため、不動産会社の営業マンは同じマンションの成約事例や土地戸建ての成約事例をチェックするのですが

新築のマンション、戸数の少ないマンション、取引数が少ないエリアの土地・戸建は

高値売却をチャレンジする価値があります。

私が過去に担当したマンションでは戸数が少ないため成約事例が5年間で2件しかありませんでした。

2件の成約事例はどちらも同じような条件で2000万円で成約していたことを安く感じたため、

改めて周辺の類似しているマンションと比較したところ2500万円でも成約ができる可能性があったため、

他社の査定額が2000万円でしたが、私は2500万円でご売却を提案し、そのまま2500万円でご成約ができました。

なんでもかんでも500万円高く売りに出してしまうと、相場から外れてしまい販売が長期化し、かえって安く成約をしてしまうこともあるため、

このようにチャレンジ価格でご売却をするには条件があります。

売主様は「他社の提案通りの価格で売っていたら500万円損をしていたよ」

とおっしゃっていました。

営業マンの提案によって、お客様の資産を残すことができたやりがいを感じるお仕事でした。

浅田